利益を出す株の教科書
株式や投資関係の専門書は数多くあるが、いわゆる投資の素人である初心者向けに書かれ、かつ専門的な内容を紹介した本は少ない。あったとしても聞き慣れない専門用語の羅列により初心者にとっては理解が困難なものばかりである。そんななかで本書は、「投資家サイドに立った情報分析の手法を知らしめていくこと」を「証券アナリストとしてのライフワーク」と標榜する著者が記した、「素人のための、市場を見る確かな目と、的確な情報分析の手法を学ぶための本」である。言い換えるならば、「初心者でも理解できる、実践株式投資入門」とでもいうべき本である。 本書の特徴は、一朝一夕では理解し難い株式投資の実態を誰にでも理解できるように体系づけて解説している点にある。具体的には、口座開設から株式売買が成立するまでの手順、株式売買の収支計算、株式投資にかかる税金という基本的なことから、株価決定のしくみ、相場水準を図る投資尺度、投資の勉強法、新聞株式欄・四季報・チャートの読み方、ネット取引のポイント、天井と大底の研究と判定法、相場の中・大勢波動の見分け方、移動平均線の実戦的応用、出来高分析の重要性と読み方、円相場や外国人投資の動向や政治情勢が株価にどう影響を与えるか、といった幅広い内容を、図表をふんだんに使いながら、5〜6ページでわかりやすく解説している。 本書は、相場の基本的なしくみを体系的に理解するうえでとても役立つ。初心者や個人投資家にはおすすめの1冊である。(増渕正明)
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初心者にお勧めする1冊。 |
初心者ならまずこの1冊を薦めたい。著者の吉見氏はテクニカルアナリストとして有名だがファンダメンタルズもしっかり解説されておりバランスのとれた良書といえよう。初心者本は比較的内容のひどいモノも多く、上級者が見るとびっくりするような内容が書かれていたりするのだが、本書は自信をもってお薦めできる正統派の入門書である。








